洒落怖長編

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毎朝、冷蔵庫の中が増えていた話

一人暮らしの部屋で、毎朝、頼んだ覚えのない食べ物が冷蔵庫に増えていた。誰かが入ってくる形跡はなく、鍵は常に閉まっていた。 一人暮らしを始めてから三年になる。 県境に近い小さな町に、築三十年ほどの2DKのマンションを借りた。家賃が相場より...
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うちの冷蔵庫のメモが増えていく話

一人暮らしの部屋で、冷蔵庫のメモが少しずつ増えていく。最初は自分が書いたと思っていた。でも、ある日、自分の筆跡と似て非なる字に気づいてしまった。 一人暮らしを始めたのは、社会人になって三年目の春のことだった。 それまでは実家から職場まで...
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隣の部屋に荷物が増えていく

引っ越し先のアパートで、誰も住んでいないはずの隣室から、少しずつ「生活の気配」が漏れ出してくる。気づいた時にはもう、手遅れかもしれない。 これを書いているのは、あのアパートを出てから半年ほど経った今だ。時間が経てば整理できるかと思っていた...
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給湯室の水が、止まらない夜のこと

誰もいないはずの給湯室から、毎晩同じ時刻に水の流れる音がする。気にしないようにしていたのに、ある日その音が「私を呼んでいる」ことに気づいてしまった。 私が今の職場に転職してきたのは、三年ほど前のことだ。 県境の町にある、従業員三十人ほど...
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毎晩十一時の呼び鈴

これはフィクションです。新しいアパートに越してから、毎晩きっかり同じ時刻に玄関の呼び鈴が鳴るようになった。出ても誰もいない。それが何十日も続いたとき、ある夜だけ、何かが違った。 引っ越してきたのは、秋が始まりかけた頃だった。 仕事の都合...
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