スポンサーリンク
Uncategorized

【意味が分かると怖い話】その祠の時刻は、いつも少しだけずれていた

夕暮れの神社で見つけた小さな祠。そこに奉納された時計の針は、いつも現実の時刻より「少しだけ」進んでいた。その「少し」が、気がつけば何時間にも膨らんでいた頃、私は取り返しのつかないことに気づいた。 これを書こうと決めたのは、先週の夜勤明けの...
Uncategorized

あなたの家の体温は、何度ですか

お盆に訪れた山あいの集落で、私はずっと「温かい場所」に引き寄せられていた。けれど後になって気づく。温かかったのは、場所ではなかった。 これを書いているのは、あの集落から戻って三週間が経ったあとのことだ。 記録しておかないと、また忘れてし...
Uncategorized

【洒落怖】その部屋では、22時17分に何かが起きる

事故物件と知らずに引っ越した一人暮らしの部屋で、毎夜まったく同じ時刻に繰り返される「何か」の記録。停電していたあの夜だけ、私はそれを直接見てしまった。 この話を書こうと決めたのは、あの部屋を引き払ってから三ヶ月が経った頃だった。 引っ越...
Uncategorized

その路地を、毎晩通っていた

夜間警備の巡回ルートに含まれた古い路地。「決して立ち止まるな」という口頭の申し送りだけが、代々引き継がれていた。前任者の記録を辿ったとき、同じ違和感が、同じ順番で記されていた。 警備の仕事を始めて、最初の一週間は何も思わなかった。 施設...
Uncategorized

『ここは二度目です』と書かれていた

深夜の高速サービスエリアで、毎朝6時ちょうどに目が覚めるようになってから、俺は少しずつ、自分の周りにいる「人」への疑いを捨てられなくなっていった。これは去年の秋から冬にかけて、俺が記録しておいた出来事の全部だ。 これを書いておかないといけ...
Uncategorized

更地の手紙を、拾ってはいけない

大晦日の夜、管理するマンションに隣接する更地から、宛名のない手紙が届きはじめた。それは毎年、同じ日に、同じ場所から来ていたのだと気づいたとき、もう手遅れだった。
Uncategorized

あなたの連絡先に、知らない番号はいくつありますか

実家の漁村に帰省した夜、スマホの連絡先に見覚えのない番号が一件ずつ増えていた。既読のつかないはずのメッセージが既読になり、位置情報は港の沖合を指し続けた。 これを書いているのは、あの夜から三週間が経った今日だ。 ずっと誰かに話したくて、...
Uncategorized

【意味が分かると怖い話】祭りの夜、灯りは数えてはいけなかった

子どもの頃、祖父の家で過ごした夏のある夜、私は「やってはいけないこと」をしてしまった。あの村の祭りには、誰も教えてくれなかった理由があった。 これを書こうと思ったのは、去年の秋に祖父が亡くなって、実家の荷物整理をしていたときのことがきっか...
Uncategorized

名前を呼ばれた夜の記録

県境の廃校跡地に建つアパートに引っ越した夜、停電の闇の中で自分の名前を呼ぶ声を聞いた。それ以来、少しずつ、確かに自分だったはずのものが消えていっている。 これを書いているのは、引っ越しから三ヶ月が経った、ある夜のことだ。 別に誰かに読ま...
Uncategorized

巡回中、トンネルの人数が合わなかった話

山中トンネルの夜勤警備員として働いていた俺が、巡回記録の「人数」が毎回ずれていることに気づいたとき、すでに何かが始まっていた。正しい数は、いったいどちらなのか。 これを書いておこうと思ったのは、あの仕事を辞めてからちょうど一年が経ったから...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました