実話風怪談

スポンサーリンク
Uncategorized

更地の手紙を、拾ってはいけない

大晦日の夜、管理するマンションに隣接する更地から、宛名のない手紙が届きはじめた。それは毎年、同じ日に、同じ場所から来ていたのだと気づいたとき、もう手遅れだった。
Uncategorized

巡回中、トンネルの人数が合わなかった話

山中トンネルの夜勤警備員として働いていた俺が、巡回記録の「人数」が毎回ずれていることに気づいたとき、すでに何かが始まっていた。正しい数は、いったいどちらなのか。 これを書いておこうと思ったのは、あの仕事を辞めてからちょうど一年が経ったから...
Uncategorized

深夜の立体駐車場に映っていた話

実家に帰省した夜、立体駐車場の防犯カメラ映像を見てしまったことで、それは始まった。深夜2時を挟んだあの記録は、なぜか過去にも残っていた。 これを書くかどうか、ずいぶん迷った。 信じてもらえないかもしれないし、信じてもらったとしても、それ...
Uncategorized

【洒落怖】団地の集合写真に映った清掃員

古い団地の清掃員として働き始めた男が、管理室に飾られた古い集合写真の中に、自分に似た人物が写っていることに気づいた。その写真は毎朝、少しずつ変わっていた——ではなく、自分の方が、少しずつ写真に近づいていた。
Uncategorized

実家の階段、何段あったか

帰省のたびに「なんとなく違う」と感じていた実家の階段。数えるたびに段数が変わり、やがて家族も、家そのものも、少しずつずれていく。 実家の階段が何段あるか、あなたはすぐに答えられるだろうか。 私は長いこと、その答えを持っていなかった。いや...
Uncategorized

友人が出た後の部屋に、誰かがいた

大学の友人が急に引っ越した後、その部屋を片付けに行った男が気づいた——荷物はすべて運び出されたはずなのに、部屋の中に誰かが暮らしている痕跡だけが、少しずつ増えていく。 大学を卒業してから三年が経つ頃、俺は久しぶりに昔の友人と連絡を取り合う...
Uncategorized

死んだ友人のアカウントのこと

事故で亡くなった親友のSNSアカウントが、死後も更新され続けた。最初は遺族か誰かの手違いだと思っていた。でも投稿の内容が、私にしか分からないことを、知っていた。 ミサキが死んだのは、去年の秋の終わりごろだった。 峠道での事故だったと、共...
Uncategorized

祖母の家の電話が、つながる先のこと

亡くなった祖母の家を片付けるために訪れた私は、誰もかけてくるはずのない固定電話が、決まった時刻に鳴り続けることに気づいた。受話器の向こうにいるのは、何者なのか。 祖母が亡くなったのは、三月の終わりのことだった。 享年八十二。老衰と診断さ...
Uncategorized

祖母の仏壇に、知らない顔が増えていく

祖母の家の仏壇に並ぶ遺影が、帰省のたびに少しずつ増えていた。見覚えのない顔、知らない名前——誰も増やした記憶がないのに、誰もおかしいとは言わなかった。 祖母が亡くなったのは、私が二十四歳の冬のことだった。 肺炎をこじらせて、入院から三週...
Uncategorized

実家の庭に知らない木が生えていた話

これはフィクションです。久しぶりに実家へ帰省した語り手が、庭に見覚えのない木が生えていることに気づく。家族の誰も植えた覚えがなく、調べるほどに奇妙な事実が重なっていく、土地にまつわる怪談です。 これは、去年の秋に実家へ帰ったときの話だ。 ...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました