洒落怖

スポンサーリンク
Uncategorized

給湯室の水が、誰もいない時間に流れる

誰もいないはずの時間に、職場の給湯室から水の流れる音がする。最初は気のせいだと思っていた。でも、記録を取りはじめてから、少しずつ、おかしなことに気がついていった。 これは、去年の秋から冬にかけての話だ。 私はその頃、とある中規模の会社に...
Uncategorized

通勤路の途中にある、あの店のこと

毎朝同じ道を歩くたびに目に入る古い雑貨店。だが、同僚も地図アプリも、その場所には何もないと言う。自分だけが見えているものが、だんだんと自分の側へ近づいてきているような気がした。 その店に最初に気づいたのは、去年の春のことだった。 転職し...
Uncategorized

配達物の宛名が変わっていた話

ある日届いた荷物の宛名に、見知らぬ名前が印字されていた。それは最初、単純な誤配だと思っていた。 最初に気づいたのは、去年の秋ごろのことだ。 ちょうど仕事が立て込んでいた時期で、ネットで頼んだ日用品が届くのをぼんやりと待っていた。インター...
Uncategorized

祖母の仏壇に増えていく写真のこと

祖母の家の仏壇に飾られた遺影が、帰省のたびに少しずつ増えていた。知らない顔ばかりのはずなのに、最後の一枚だけは、どうしても見覚えがあった。
Uncategorized

うちの猫が見ていたもの

一人暮らしを始めて半年、飼い猫のムギがある日から部屋の同じ場所を凝視するようになった。最初は「猫あるある」だと笑っていたのに、気づいたころには笑えなくなっていた。 猫を飼ったことがある人ならわかると思うけど、猫って突然、何もない壁とか空間...
Uncategorized

あの留守電に入っていた、別の声のこと

友人・カワムラから届いた留守電に、彼ではない声が混じっていた。最初は雑音だと思っていた。でも聴き返すたびに、その声は少しずつ、内容を変えていた。 これを書こうと決めたのは、先月、カワムラから荷物が届いたからだ。段ボール箱のなかに入っていた...
Uncategorized

友人の留守電に残っていたもの

親友・ミズキからの留守電を再生するたびに、彼女の声とは別の「何か」が録音されていることに気づいた。最初は雑音だと思っていたが、それは確かに言葉を喋っていた。
Uncategorized

同じ夢を見ていたひとの話

捨てられたノートに書かれた夢の記録が、自分がつけてきた夢日記とまったく同じ夢を綴っていた。書いたのは誰で、なぜ同じ夢を見ていたのか、最後まで答えは出なかった。 そのノートを拾ったのは、去年の秋口のことだった。 私は当時、県境の町の外れに...
Uncategorized

毎晩続く、あの廊下の夢のこと

同じ廊下を歩き続ける夢を見るようになってから、現実との境界が少しずつ溶けていった。夢の中にいる「誰か」が、こちら側に近づいてきている気がしてならない。
Uncategorized

拾ったノートに書かれていた夢の話

古本屋の近くで拾ったボロボロのノート。そこには、私が見てきた夢と、まったく同じ夢が、見知らぬ誰かの筆跡で記されていた。 それを拾ったのは、去年の秋の終わりごろだった。 場所は、私が住んでいる町の外れにある商店街。シャッターの降りた店が多...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました